眠れているはずが、回復していなかった。
睡眠の質を上げた3つの道具。

GWが終わった。よく寝た。8時間は寝た。なのに、なんか疲れてる。

そういう経験、ありませんか。

「ちゃんと眠れている」という前提のまま数年が過ぎていたんですが、スリープトラッカーをつけ始めたら、自分の睡眠がいかに「浅い」かがわかって、ちょっと凹みました。眠った時間と、回復した時間は、別の話らしいです。今日は、その経験から選んだ3つの道具を紹介します。睡眠を「計測して・遮って・整える」アプローチです。朝のコーヒーについて書いたコーヒー道具の記事でも触れたんですが、朝の気分って、前夜の眠りで決まるんですよね。

「よく眠れた」の基準が、ずっとズレていた

睡眠の問題って、気づきにくいんです。骨折は痛くてわかる。でも睡眠の質の低下は「なんとなく疲れやすい」「集中が続かない」として現れる。自分がそれだと気づいたのは、Oura Ringをつけ始めてから。スコアを見ると「レム睡眠が短い」「深睡眠が少ない」と出ていて、数値化されると逃げられない。「眠れた気がする」は、「眠れていた」と同じじゃなかったんです。

計測する:Oura Ring Gen4

指輪型のスリープトラッカー。これが一番、睡眠との向き合い方を変えてくれました。

装着感が軽いのがいい。スマートウォッチのように腕に巻くものじゃなく、指輪なので寝ているときの不快感がほぼゼロ。起きたらアプリに「睡眠スコア」「深睡眠・レム睡眠の割合」「心拍変動(HRV)」が表示される。

心拍変動というのは、ストレスや疲労の指標になる数値で、これが低い日はとにかく体が疲れている証拠らしいです。「疲れた気はしないんだけど」という日でもスコアが低くて、「あ、騙されてたのは自分か」と思ったりします。価格は張りますが(Gen4は国内で52,800円〜)、「健康への先行投資」と割り切れるかどうか。毎日のデータが積み重なると、自分の体のリズムが見えてきて、それが意外と面白い。

🔗 Amazon で見る →

遮る:Yogasleep Dohm Classic

ホワイトノイズマシン。これを知るまで「ノイズをかけて眠る」という発想がなかったんですが、使い始めたら手放せなくなりました。

仕組みはシンプルで、ファンの音を使った「自然なホワイトノイズ」を発生させる。アプリも不要で、電源を入れてダイヤルを回すだけ。デジタルじゃない分、音がすごく自然で耳に刺さらない。

都市生活していると、夜中に救急車が通ったり、隣の部屋の音が聞こえたりで、眠りが浅くなることがある。Dohmをつけると、その突発音が「マスクされる」感じで、気にならなくなる。デザインもいい。白くて丸くて、ベッドサイドに置いても主張しすぎない。インテリアを乱さないガジェット、個人的にけっこう大事にしています。

🔗 Amazon で見る →

整える:Philips Hue ホワイトグラデーション

入眠前の「光のルーティン」を変えた一本。

ブルーライトが睡眠に悪いというのはよく聞く話ですが、問題はスマホだけじゃないんです。部屋の照明が白くて強いままだと、脳が「まだ昼だ」と勘違いする。Philips Hueは、アプリやSiriで色温度と明るさを変えられるスマート電球。夜10時になったら「暖色・30%の明るさ」に自動で切り替わるようにセットしておくと、体が自然に「眠る準備モード」になっていく。

そのうち「あ、部屋が暗くなってきた。眠いかも」という感覚が先に来るようになるので、入眠がスムーズになる。3つの中で一番コスパが高いと感じているのはこれです。

🔗 Amazon で見る →

3つ揃えなくてもいい。どれか一つで、朝が変わる

「全部買えばいい」という結論にしたくなかったので正直に書きますが——まず試すならPhilips Hue。照明を変えるだけで入眠感が変わる体験は、一番ハードルが低い。次にDohm。都市の騒音が気になる人は、これで一気に解決する。Oura Ringはもう少し先。「データで自分を知りたい」「投資として割り切れる」タイミングで手に入れればいい。

睡眠って、削るものだと思ってた時期があるんですが、整えると日中のパフォーマンスが変わってくる。GW明けの疲れが抜けないなら、まずは今夜の照明から変えてみてください。

by KURO / model: Mao @TOKYO HANG OUT