カメラを「遊び道具」に戻す。
2026年春、手のひらで撮る3選。

スマホでもう何でも撮れる時代、なんですよね。でも逆に、その「何でも撮れる便利さ」が、撮る楽しさを少しずつ薄めてしまっている気がするんです。露出も、ピントも、構図も、全部AIが整えてくれる。気づいたら、シャッターを切る瞬間に「ワクワク」が消えていた、という感じ。

そんな時に手のひらサイズの「ちょっと面白い撮影道具」を1個カバンに入れておくと、世界の見え方がガラッと変わります。今回紹介するのは、2026年春現在「これは撮るのが純粋に楽しい」と思った3つ。値段もスマホより全然安いやつから、少しご褒美価格のものまで揃えました。春の光を整えるレンズフィルターで本気の写真を撮るのもいいですが、今回はもっと肩の力を抜いた「遊び」の話です。

ガシャで引き当てる、Kodak Charmera

2026年に入ってSNSでじわじわ話題になっていた、Kodak Charmera(コダック・チャメラ)。親指サイズのキーホルダー型トイデジタルカメラで、ガシャポン式の引き当て(ブラインドボックス)販売という、なんとも遊び心のある商品です。

サイズは80×24.5×20mmで、約160万画素、35mm相当F2.4のレンズ。スペックは正直チープなんですが、それがいい。Charmera で撮った写真は、いい意味で「写ルンです」っぽい粒子感と色味で、スマホで撮るのとは別次元の表情になります。デザインは全6種+シークレット1種で、何が出るかは開けてみてのお楽しみ。友達と複数買って交換し合う人もいて、ガジェット界隈のミニコレクションみたいに育っていく感じも、SNSで盛り上がってる理由のひとつ。

1月の発売直後は入手困難だったんですが、最近は流通が落ち着いてきて、ネットでも普通に買えるようになりました。キーホルダーとしてカバンに付けっぱなしにできるカジュアルな気軽さがいいんですよね。「カメラを持ってる」意識すらせず、ふと撮りたくなった時に取り出す感じ。

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カラビナでカバンに付ける、スマホ撮影の解放装置

「撮影はスマホで十分」派にこそ試してほしいのが、Ulanzi(ウランジ)のMA30。MagSafe対応の磁石式スマホ三脚で、何より特徴的なのがリングそのものがカラビナになっていること。カバンのストラップやベルトループに付けっぱなしにできて、使いたい時にカチャッと外してそのまま三脚化、というアイデア商品です。

本体重量は約100g、アルミ合金製。三脚の脚を畳むと完全にカラビナの形に収まり、見た目もスマートで全然うるさくない。MagSafeのN12磁石は強力で、iPhone片手でぶら下げても落ちる気配がない。背面にはN10磁石も内蔵されていて、他のMagSafeアクセサリも重ねて使えるのが地味に便利。

カバンに「カラビナひとつ」のつもりで付けておくと、Vlog撮影・三脚自撮り・テーブルでの集合撮影・夜景の手ぶれ防止まで、撮影の選択肢が一気に広がります。5,000円前後で、僕は最近これを「2026年で一番コスパが良かったガジェット」と思ってます。

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デジタルとチェキ、両方の楽しさが1台に

3つ目は、Fujifilm(富士フイルム)の Instax mini Evo(インスタックス ミニ エヴォ)。デジタルカメラとチェキ(インスタントフィルム)が1台に統合されたハイブリッド機で、見た目もダイヤルやレンズリングがクラシックカメラ風で、所有してて単純に嬉しいやつ。

使い方は、デジタルとして撮りためる→気に入った1枚だけをチェキとしてその場でプリントする、というスタイル。10種類のレンズエフェクト×10種類のフィルムエフェクト=100通りの組み合わせを、本体のダイヤルでカチカチ切り替えられる。これがアナログ感あって楽しいんですよね。

2万円弱という価格は、チェキ単機能機+デジカメ機能と考えると意外と良心的。撮ったその場で1枚だけ「現物化」できる体験は、スマホでは絶対に得られない種類の喜び。誕生日会・旅行・ちょっとした飲み会で「あの瞬間」を1枚だけ手渡せる、というのは、デジタル時代だからこそ価値が上がっている気がします。

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まとめ

結局、スマホとミラーレスがあれば写真生活は完結するんだけど、それだけだとどこか「業務的」になっちゃう瞬間って、ありますよね。手のひらサイズの遊び道具を1個カバンに入れておくと、その日の散歩や旅行が、地味に表情豊かになる気がします。

2026年春、撮影を「写す」から「遊ぶ」に戻す3つ。どれも気軽な価格帯なので、最初の1個から試してみると、世界の見え方が少しだけ変わるかもしれません。

by KURO / model: Mao @TOKYO HANG OUT