音・ブレ・露出。春の外撮り動画を格上げする3選

春になったら外に出て映像を撮りたい、そういう気分になりますよね。街の光が柔らかくなって、公園の緑がじんわり戻ってきて、なんか映像に残したい季節というか。ただ、あとで見返してみると「なんか違う」ってなることが、ほとんどの人に一度はあると思います。画質は悪くないのに、全体的にショボく見える。友達に送るのがちょっと恥ずかしい、みたいな。その正体はだいたい三つです。音が割れてる、映像がブルブルしてる、晴れの日なのに白飛びしてる。カメラを替えてもこれらは解決しません。必要なのは周辺ギアの話です。この記事では、その三つをそれぞれ解決してくれるアイテムを紹介します。どれもAmazonで手に入る、現実的な選択肢ばかりです。

ワイヤレスラベリアマイク

動画の印象の7〜8割は音で決まる、とプロの世界ではよく言われているらしいです。スマホのカメラ性能がどれだけ進化しても、内蔵マイクには物理的な限界があって、風のゴーという音を拾いすぎたり、周囲の雑音がもわっと入ってきたり、しゃべった言葉がぼやけて聞こえたりします。屋外だと特にそれが出やすい。春の公園で撮ったvlogが「雑音だらけ」になってしまう原因のほとんどが、内蔵マイクにあると言っても過言じゃないと思います。

そこで使いたいのが「DJI Mic 2」です。マグネット式のクリップで服の胸元にペタッと留めて、レシーバーをスマホやカメラに差し込むだけ。接続は数秒で終わる。「こんなもんか」と半信半疑で使い始めたら急に音の解像度が上がって驚く、みたいな体験が待っています。

特筆すべきは32ビットフロート録音という仕様です。音量が大きすぎて割れたときでも、あとから補正できる。屋外の環境音は読めないことが多いので、この保険がかなり心強い。伝送距離は250mで、ちょっと離れた場所から声を録りたいときも余裕があります。本体には最大14時間の内部録音機能もあって、単体での使用も可能です。音だけで映像がワンランク上に見える。それがマイクのちからだと思います。

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スマホジンバル

歩きながらスマホで撮った映像、あとで見返してみるとびっくりするくらいブレていますよね。手ブレ補正がついていても、歩行のリズムや足音の振動までは消えてくれない。でもこれ、ジンバルを使うだけでスーッとした映像に変わります。

「DJI Osmo Mobile 7」は3軸の電動スタビライザーで、重量が約300gと軽量なので長時間持ち歩いても疲れにくい。春の外撮りにそのまま持ち出せるコンパクトさがあります。ActiveTrack 7.0という追尾機能を使うと、動く被写体を自動でロックして追いかけてくれます。公園で自分自身を被写体にするときや、誰かを撮りながら街を歩くときにも重宝します。

地味に便利なのがUSB-C経由でのスマホ充電機能です。撮影しながらスマホの充電もできる。バッテリー切れを気にしなくていいのは、撮影に集中するうえでかなり大事なことだと思います。スマホをセットすると自動でアプリが起動するクイックスタート設計で、「よし撮ろう」という瞬間のテンポを妨げない設計なのもいい。使い始めると「なんで今まで使ってなかったんだろう」というガクッとした感覚がくると思います。

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可変NDフィルター

これ、最初はあまりピンとこないアイテムなんですよね。でも晴れた日に屋外でミラーレスやコンデジを使い始めると、すぐに必要性がわかります。明るすぎて空が白飛びする、シャッタースピードを上げすぎると動画がパカパカした不自然な動きになる。光が多すぎる環境には、光を間引く道具が必要ということです。

NDフィルターはレンズの前に取り付けるサングラスのようなもので、光量を抑えてくれます。「可変ND」ならワンフィルターで減光量を無段階に調整できるので、レンズ径に合ったものを1枚持っておけば十分です。くるくると回して絞るだけ。意外と直感的に使えます。

K&F Conceptの可変NDフィルターはコスパの面で評価が安定しているブランドで、Amazonでのレビュー数も多い。上位モデルには36層のナノコーティングが施されていて、色かぶりが出にくく動画にも向いています。初めてNDフィルターを試す入り口としてはここがベターだと思います。春の晴れた公園でこれを使うと、映像のトーンがしっとりと落ち着く感覚があります。白飛びに悩んでいた人ほど、効果をはっきり感じると思います。

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音を拾って、ブレを消して、光量をコントロールする。この三点を意識するだけで映像はかなり変わります。機材沼に誘いたいわけじゃなくて、まずここから始めれば十分だという話です。三つ全部いっぺんに揃えなくていいので、「これかも」と思ったやつから試してみてください。カメラを持って外に出る理由なんて、なんだっていいんです。春の光は逃げ足が速いので、早めに。

by KURO / model: Mao @TOKYO HANG OUT